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インプラントブログ

2025.03.09通常のインプラント治療と抜歯即時埋入法の違い、流れの違いを解説!

皆さん、こんにちは。大阪市鶴見区のいちば歯科医院です。今回は、インプラント治療において「通常のインプラント治療」と「抜歯即時埋入法(ばっしそくじまいにゅうほ)」の違いと、それぞれの治療の流れについて解説します。インプラント治療を検討されている方は、治療方法の違いやそれぞれのメリット・デメリットを理解することが重要です。

 

特に、抜歯後すぐにインプラントを埋入する「抜歯即時埋入法」は、従来の方法と比べて治療期間の短縮が期待できるため、多くの患者さんに注目されています。今回の記事を通して、それぞれの治療法について詳しくご紹介し、皆さんがより良い治療法を選択するための一助となれば幸いです。

 

▼そもそもインプラント治療とは?

 

インプラント治療とは、失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を顎骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。インプラントは、生体適合性の高いチタンで作られており、顎骨としっかり結合することで、自然な噛み合わせと機能を回復させることができます。インプラント治療は、入れ歯やブリッジと比べて、他の歯に負担をかけず、長期間にわたり安定した状態を維持できる点が大きな特徴です。

 

◎インプラント治療は二段階に分けられる?

 

治療は基本的に二段階に分けられます。まず、インプラント体を顎骨に埋入し、その後骨とインプラントが結合するのを待ちます。これには数ヶ月の期間を要します。次に、インプラントがしっかりと骨に固定された後、アバットメントという連結装置を装着して人工歯を被せます。このように、インプラント治療は時間を要するものの、その分しっかりとした治療結果が期待できます。

 

▼抜歯即時埋入法について

 

抜歯即時埋入法とは、虫歯や歯周病、外傷などで抜歯が必要となった場合に、抜歯と同時にインプラント体を埋入する治療法です。従来の方法では、抜歯後に数週間から数ヶ月間顎骨が回復するのを待ってからインプラントを埋入しますが、抜歯即時埋入法ではこの待機期間を省くことができます。この治療法の利点は、治療期間が短縮されることや、抜歯後に骨の吸収が進む前にインプラントを埋入することで、より安定した結果が得られる可能性があることです。

 

ただし、この方法にはすべての患者さんが適しているわけではありません。骨の量や質が十分であることが前提条件となります。また、炎症が残っている場合や、顎骨の形状が適していない場合などには、この方法は選択できないこともあります。したがって、抜歯即時埋入法を希望する場合は、事前に詳しい診査が必要です。

 

▼治療の流れの違いを比較(通常のインプラントと抜歯即時埋入法)

通常のインプラント治療と抜歯即時埋入法の主な違いは、その治療の流れにあります。

 

◎通常のインプラント治療の流れ

まず、通常のインプラント治療では、抜歯が必要な場合は先に抜歯を行い、その後、抜歯部位が完全に治癒するまで待機します。この治癒期間は通常数ヵ月程度です。その後、顎骨の状態が安定したことを確認してからインプラント体を埋入し、再び数ヶ月間、インプラントと骨が結合するのを待ちます。最終的に人工歯を装着するまでには、治療全体で半年から1年程度の時間がかかることが一般的です。

 

◎抜歯即時埋入法の流れ

一方、抜歯即時埋入法では、抜歯と同時にインプラント体を埋入します。抜歯後すぐにインプラントを埋入することで、骨の回復を待つ時間を短縮できるため、治療全体の期間が大幅に短縮されます。また、抜歯と同時にインプラントを埋入するため、骨の吸収を最小限に抑えることができ、インプラントの安定性を高めることが期待されます。

 

しかし、抜歯即時埋入法は、成功率を高めるために、正確な診断と高い技術が求められます。また、即時埋入が可能なケースは限られており、骨の状態や全身的な健康状態などが適切でない場合は、通常のインプラント治療を選択することになります。治療を成功させるためには、患者さん一人ひとりの状態に応じた適切な方法を選ぶことが重要です。

 

▼抜歯即時埋入法でよくある質問

インプラント治療を考える際、「抜歯即時埋入法」についての疑問を持たれる患者さんも多いと思います。ここでは、よくある質問にQ&A形式でお答えします。インプラント治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

 

  1. 抜歯即時埋入法とは何ですか?

A: 抜歯即時埋入法は、抜歯を行ったその日にインプラントを埋入する治療法です。通常のインプラント治療では、抜歯後に数ヶ月の治癒期間を設けますが、この方法ではその期間を省略できます。

 

  1. 抜歯即時埋入法のメリットは何ですか?

A: 最大のメリットは、治療期間の短縮です。抜歯とインプラント埋入を同時に行うため、治療全体の期間が短くなり、患者さんの負担が軽減されます。

 

  1. すべての患者さんが抜歯即時埋入法を受けられますか?

A: 残念ながら、すべての患者さんがこの治療法を受けられるわけではありません。顎骨の状態や歯の位置、全身の健康状態によっては、通常のインプラント治療が適している場合もあります。

 

  1. 抜歯即時埋入法と通常のインプラント治療の違いは何ですか?

A: 抜歯即時埋入法では、抜歯と同時にインプラントを埋入するため、治癒期間を省略できます。通常のインプラント治療では、抜歯後に数ヶ月の治癒期間を設けてからインプラントを埋入します。

 

  1. 抜歯即時埋入法の成功率は高いですか?

A: 抜歯即時埋入法の成功率は高いですが、骨の状態や外科的技術が重要です。適切な診断と技術があれば、通常のインプラント治療と同等の成功率が期待できます。

 

  1. 抜歯即時埋入法にはリスクがありますか?

A: 他の外科手術と同様にリスクは存在します。特に、抜歯後の感染やインプラントの安定性に関して注意が必要です。事前の診断と適切なケアが重要です。

 

  1. 抜歯即時埋入法後のダウンタイムはどのくらいですか?

A: 通常のインプラント治療と同様に、数日間のダウンタイムが必要ですが、治療期間が短縮されるため、全体的な回復期間は早くなります。

 

  1. 抜歯即時埋入法は費用が高いですか?

A: 費用は通常のインプラント治療とほぼ同じですが、治療の複雑さや技術的な要件によって異なる場合があります。詳細は歯科医師にご相談ください。

 

このように、抜歯即時埋入法は、患者さんにとってさまざまなメリットがありますが、すべての患者さんに適しているわけではありません。治療を受ける前に、しっかりと診断を受け、自分に最適な治療法を選択することが大切です。

 

▼まとめ

今回は、インプラント治療における「通常のインプラント治療」と「抜歯即時埋入法」の違いと、それぞれの治療の流れについてご紹介しました。インプラント治療は、失った歯を補うための優れた選択肢ですが、治療法の違いによって治療期間や結果に影響が出ることがあります。

 

特に、抜歯即時埋入法は治療期間の短縮が期待できる一方で、適応条件が厳しいため、事前の診査が重要です。インプラント治療を検討されている方は、今回の情報を参考にして、最適な治療法を選択してください。当院では、患者さん一人ひとりに合わせた治療計画をご提案しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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