インプラント治療
インプラント治療の流れ口腔内写真撮影、歯型採り、レントゲン撮影、CT撮影、必要に応じて血液検査などを行います。
特にインプラントをするにあたりCTによる術前診査は必須となっています。インプラントを入れる予定の部分にどれだけの骨があるか、神経は近くに通ってないか、インプラントの太さや長さはどれが適正かなど、診査することは非常に多くありますが、CTは有益な情報をたくさん与えてくれます。これによって安全、安心のインプラント手術が可能になります。
歯型模型や写真、CT画像を用いてインプラント治療の流れを詳しく説明させていただきます。
どこにどのサイズのインプラントをいれるか、骨が足りない場合はどこに骨を足すか、どういうことに注意して手術をするのか、被せ物の種類やトータルの費用などをご説明致します。この時にわからないことや不安なこと何でもおっしゃってください。患者様が安心してインプラント治療に臨めるように誠実かつ丁寧に対応させていただきます。
以前は1次手術(埋入)、2次手術(頭出し)と2回の手術を行っていましたが、現在は手術はほぼ1回で行っております。(埋入と頭出し同時)
骨の状態やインプラントの初期固定の状態により2回に分けることもあります。
手術は隔離したオペ室にて行います。インプラント手術において重要なことは感染を防ぐことです。当院ではオペ専用の個室があり、オペ着やマスク、グローブは個別に滅菌されたものを使用しております。チェアーやドクターテーブル、その上におく全ての機器や器具もしっかり滅菌されていますのでどうぞ安心して手術をお受けください。
手術後2〜3ヶ月経って被せ物の製作に入ります。型採りは口腔内カメラ(スキャナー)を用いて行います。概ね型採りから10日ほどで被せ物が完成します。
インプラント治療は被せ物が入ったら終わりではありません。インプラントが長期にわたって安定した機能を発揮するにはメンテナンスが欠かせません。手入れが不十分だと炎症が起こりインプラント周囲の骨が溶けてしまうこともあります。せっかく高い費用を払って手術までうけてインプラント治療したのに、残念な結果を招きたいとは思わないはずです。定期的なメンテナンスでいつまでも噛める素晴らしさを維持していきましょう。