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インプラント治療

ALL on 4・抜歯即時埋入法

ALL on 4

ALL on 4とは

歯を失った患者向けのインプラント治療法で、4本のインプラントで片顎の全歯を支える技術です。従来の治療では10本以上のインプラントが必要でしたが、ALL ON 4は骨のある部分に効率的に埋入するため、骨移植が不要な場合が多く、手術負担が軽減されます。手術当日に仮歯を固定できることが多く、即日で噛めるのが特長です。治療費も従来より抑えやすく、総入れ歯に代わる選択肢として注目されています。

ALL ON 4がおすすめの方


  • 多くの歯を失っている方(総入れ歯や多数の欠損がある方)
  • インプラントの本数を減らして費用を抑えたい方
  • 骨の量が少なく、骨移植を避けたい方
  • 手術の負担を軽減し、短期間で歯を入れたい方(即日で仮歯が入る場合が多い)
  • 入れ歯の違和感やズレが気になる方
  • しっかり噛める機能的な歯を求める方(食事や発音の向上を希望する方)

ALL ON 4のメリット


  • 手術当日に仮歯が入り、すぐに噛める

    手術当日に仮歯が入り、すぐに噛める

    ALL ON 4は、通常手術当日に固定式の仮歯を装着できるため、治療直後から食事や会話が可能です。従来のインプラントでは数ヶ月の治癒期間が必要ですが、ALL ON 4は即時負荷が可能な設計になっています。これにより、入れ歯の不便さを感じることなく、短期間で快適な口腔機能を回復できます。

  • インプラントの本数が少なく、費用を抑えやすい

    インプラントの本数が少なく、費用を抑えやすい

    ALL ON 4は、従来の治療で必要だった10本以上のインプラントを4本に抑えることで、材料費や手術費を軽減できます。さらに、少ない本数で強固な土台を作る設計のため、費用対効果が高いのが特長です。総入れ歯の代替として機能的でありながら、コストパフォーマンスにも優れています。

  • 骨移植が不要な場合が多く、治療期間が短縮できる

    骨移植が不要な場合が多く、治療期間が短縮できる

    インプラント治療では、骨が少ない場合に骨移植が必要ですが、ALL ON 4は骨のある部分を活用する角度埋入技術を採用するため、骨移植が不要なケースが多いです。これにより、手術の侵襲を減らし、治療期間を数ヶ月単位で短縮できるため、患者様の負担が軽減されます。

  • 固定式のため、入れ歯のようなズレや違和感がない

    固定式のため、入れ歯のようなズレや違和感がない

    ALL ON 4は顎にしっかり固定されるため、入れ歯のようにズレたり、外れたりする心配がありません。また、固定式なので口の中での違和感が少なく、発音もしやすいです。特に、食事中に噛む力が安定するため、硬い食べ物もしっかり噛めるという利点があります。

  • お手入れがしやすく、長期間の安定が期待できる

    お手入れがしやすく、長期間の安定が期待できる

    ALL ON 4は、取り外し不要の固定式ブリッジを使用するため、毎日のケアが比較的簡単です。入れ歯のように専用洗浄剤での手入れが不要で、通常の歯磨きとフロスで清潔に保てます。また、適切なケアを続ければ長期間にわたり安定して使用できるため、ライフスタイルの向上にも貢献します。

ALL ON 4のデメリット


  • 健康な歯が残っていても抜歯する必要がある

    ALL ON 4は、片顎のすべての歯をインプラントで支えるため、一部の健康な歯が残っていても抜歯する必要があります。従来のインプラントでは、欠損部分のみを補うことができますが、ALL ON 4は全体を一体化したブリッジ構造のため、部分的な治療ができません。そのため、できるだけ天然歯を残したい方には向かないケースがあります。

  • インプラント周囲炎のリスクがある

    ALL ON 4は固定式のため、適切なケアをしないとインプラント周囲炎(歯周病に似た炎症)になるリスクがあります。天然歯よりも細菌感染に弱く、歯磨きやフロス等のセルフケアや定期的な歯科メンテナンスを怠ると、炎症が進行しインプラントの脱落につながる可能性もあります。そのため、日々のセルフケアと歯科医院での定期管理が不可欠です。

  • 万が一トラブルが起きた場合、修理費用が高額になることがある

    ALL ON 4は一体型のブリッジ構造のため、一部が破損した場合でも全体を修理・交換する必要があることが多いです。通常のインプラントと比較すると、部分的な修理が難しく、修理費用が高額になりやすい点がデメリットです。また、万が一インプラントが脱落した場合、再手術が必要になることもあります。

ALL ON 4の流れ


  • 初診・カウンセリング(1回目の来院)

    初診・カウンセリング(1回目の来院)

    患者様の口腔状態を確認し、治療の適応かどうかを診断します。
    • レントゲンやCTスキャンを撮影し、顎の骨量・質、噛み合わせの状態を精査。
    • 患者様の希望や不安を聞き、治療計画を立案。
    • 健康状態や服用中の薬の確認。糖尿病や骨粗鬆症がある場合、治療方針を調整。
    • 治療費の説明と見積もりの提示。

  • 治療計画の決定・術前準備(2回目の来院)

    治療計画の決定・術前準備(2回目の来院)

    具体的な治療計画を決定し、手術の準備を進めます。
    • インプラントを埋入する位置をシミュレーション。
    • 必要に応じて抜歯の計画を立てる(残存歯がある場合)。
    • 仮歯の製作を開始。
    • 手術日を決定し、患者様に術前の注意事項(食事制限、服薬管理など)を説明。

  • インプラント埋入手術(3回目の来院・手術当日)

    実際にインプラントを埋め込み、仮歯を装着する工程です。

    手術の流れ
    インプラント埋入手術(3回目の来院・手術当日)

    ①麻酔:局所麻酔または静脈内鎮静法で痛みを軽減。
    ②抜歯(必要な場合):残存歯がある場合は抜歯を行う。
    ③インプラント埋入:
    • 顎の骨のある部位に4本のインプラントを埋め込む。
    • 後方2本は骨を有効活用するために斜め(30〜45度)に埋入。
    ④仮歯の装着:埋入したインプラントに仮歯を固定。
    • 手術当日に噛める状態になるため、食事や会話が可能。
    ⑤術後の説明:痛み止めや抗生剤の処方、術後の注意事項を伝える。

  • 術後の経過観察・メンテナンス(手術後1週間〜3ヶ月)

    術後の経過観察・メンテナンス(手術後1週間〜3ヶ月)

    インプラントが骨と結合する**「オッセオインテグレーション」**の期間を経過観察します。
    • 手術後1週間〜10日後:抜糸のために来院。
    • 1〜3ヶ月間:定期検診で噛み合わせやインプラントの安定を確認。
    • 食事制限:骨としっかり結合するまで、硬い食べ物は避ける。

  • 最終的な人工歯(上部構造)の装着(3〜6ヶ月後)

    最終的な人工歯(上部構造)の装着(3〜6ヶ月後)

    インプラントが骨としっかり結合したら、最終的なセラミックやジルコニア製の人工歯を装着します。
    • 患者様の顔のバランスや噛み合わせを考慮し、最適なデザインで作成。
    • 最終装着後、噛み合わせや発音の確認を実施。
    • メンテナンス方法(歯磨き、フロス、定期検診)を指導。

  • 定期メンテナンス(術後6ヶ月〜長期維持)

    定期メンテナンス(術後6ヶ月〜長期維持)

    ALL ON 4を長持ちさせるためには、適切なケアと定期メンテナンスが重要です。
    • 3〜6ヶ月ごとに歯科医院でのチェック(噛み合わせ調整、クリーニング)。
    • インプラント周囲炎予防のために、日常のブラッシングやフロスを徹底。
    • 問題が発生した場合は早めに受診。

まとめ
ALL ON 4は、手術当日に仮歯が入り、数ヶ月で最終的な人工歯が完成する治療法です。
術後のケアをしっかり行えば、長期間にわたり快適に使用できます。
抜歯即時埋入法

抜歯即時埋入法

通常のインプラント治療では抜歯した部分の傷が治癒してからインプラントを埋入します。抜歯即時埋入法は、歯を抜くと同時にインプラントを埋入するという画期的な方法です。
条件が良ければその日のうちに仮の歯まで入れることができるため、治療中の患者さんのQOLの低下を防ぐことができます。
その上手術回数が少なくてすみ治療期間も短縮できるので、患者様の痛みや負担を軽減することができるという非常にメリットの大きい治療法です。

抜歯即時埋入法のメリット


  • 抜歯と同時にインプラントを埋入するので治療期間を短くすることができる

    抜歯と同時にインプラントを埋入するので治療期間を短くすることができる

    従来法では、まず抜歯したあと抜歯窩(抜歯後の穴)が治癒してからインプラトを埋入していましたので、抜歯から埋入まで3ヶ月程度期間があいてしまい、その分治療期間が長くなるという欠点がありました。抜歯即時埋入なら治癒期間を待つ必要がないので治療期間を短くできます。

  • 抜歯した部分にインプラントを埋入するので歯肉を大きく切開する必要がない

    抜歯した部分にインプラントを埋入するので歯肉を大きく切開する必要がない

    抜歯後数ヶ月で抜歯窩がふさがり歯肉が治癒します。そこにインプラントを埋入するとなるとその部分の歯肉を切開剥離し骨を露出させなければいけません。埋入本数が増えたり、骨造成が必要になったりするとその分剥離する範囲も広くなり、術後の痛みや腫れがでる可能性が高くなります。抜歯即時埋入なら抜歯してすでに穴が開いたところにインプラントを埋入するので歯肉を切開剥離する必要がなく、痛みや腫れもほとんど出ません。

  • 抜歯することによる骨の吸収を防ぐことができる

    抜歯することによる骨の吸収を防ぐことができる

    通常抜歯をして数ヶ月経つとその部分の骨の幅や高さが減ってしまい、インプラントを埋入するのに不利な環境になってしまいます。しかし抜歯即時埋入なら骨の幅や高さが保たれた状態でインプラントを埋入することができるので、インプラント周囲の骨の量が理想的な状態で維持されやすくなります。そして抜歯後の骨の組織が治癒する反応を利用することでインプラントと骨の強固な結合を得ることができます。

抜歯即時埋入ができないケース


  • 骨量が十分でない

    インプラントは骨に埋入しますので、ある程度の骨量があることが前提になります。骨量が十分でない場合は、まず抜歯後骨造成術を行い骨の量を増やしてから数ヶ月後に埋入手術を行うことになります。

  • 周囲に重度の歯周病や虫歯がある

    骨量が十分でない

    歯周病や虫歯になった歯が近くにあればそれだけ細菌感染の可能性が上がり、インプラントの骨への結合を妨げることがあります。また近くにそのような歯がなくても、全顎的に歯周病になっていたり虫歯が多い場合はまずそちらの治療を行ってからインプラント治療を行うことをお勧めします。

  • 食いしばりや歯ぎしりがある

    埋入直後に過度な力が加わるとインプラントが骨に正常に結合しなくなります。オッセオインテグレーション(インプラント体と骨が結合する反応)が妨げられる可能性が高いので抜歯即時埋入はお勧めできません。

抜歯即時埋入は高度な技術が必要です


抜歯即時埋入は通常のインプラント治療と比べ非常に高度な技術を要します。

  • できるだけ周囲の骨に負担をかけないように抜歯する技術
  • 抜歯窩の感染物質を確実に除去する技術
  • 計画通りの方向や深さに正確にドリリングする技術
  • インプラントを正確に埋入し初期固定を確実に得られるようにする技術などです。

そして抜歯即時埋入でより確実な結果を得るために、当院では『デンサーバー』という特殊なドリルを使用しています。

普通のインプラント用のドリルは正回転(時計回り)で使用することで骨を削りますが、デンサーバーは正回転に加え逆回転で使用することも可能なドリルです。(通常のドリルは逆回転では使用できません)

逆回転で使用することのメリットは、削った骨の削片が外に出ていかず、ドリルの側面に圧縮されて骨が硬くなっていくので柔らかい骨質の方でもインプラントの固定がしっかり得られるというものです。特に抜歯即時埋入の場合、もともとの骨が少ない場所にインプラントをいれなければいけませんので、骨を硬くできることはインプラントの初期固定を得る上で非常に大きなメリットになります。

このドリルを骨の硬さに応じて通常のドリルと併用したり、正回転と逆回転を使い分けたりしてドリルの直径をあげていきながら最適な幅のインプラントホールを形成していく必要があるのです。これには骨質を感じ取る感覚が必要になり、抜歯即時埋入に熟練していないと習得は難しいといわれています。

デンサーバー

デンサーバーについてはこちらをご覧ください
https://megagen.jp/product/densah-bur/

このように抜歯即時埋入はインプラントを取り入れている医院ならどこでもできるというものではありません。 当院では抜歯即時埋入に必要な技術を習得したドクターがオペを行いますのでご安心ください。

そしてインプラントには十分な術前診査が必要なのはいうまでもありません。 当院では術前にCT撮影や口腔内写真撮影を行い、骨量の把握や神経の走行の確認をし安全性・確実性の高いインプラント埋入位置を決定します。

全身疾患のある方は病歴や投薬内容などの確認や、必要に応じて血液検査も行い内科主治医と連絡をとりあって安全にインプラント治療が行える状態であることを確認してからオペに臨みますのでご安心ください。

抜歯即時埋入の流れ


手術前
  • 問診・口腔内診査・CT撮影等の各種検査

    問診・口腔内診査・CT撮影等の各種検査

    お口の中の状態を正確に把握するために口腔内診査を行います。CT撮影、レントゲン撮影、歯周ポケット検査、口腔内の記録のためのスキャニング、口腔内写真撮影などを行い、インプラント手術に必要な情報を収集します。

    またインプラント手術に影響があるような全身的な病気がないか問診を行い、病歴や投薬内容の確認を行います。

  • 手術計画の説明と同意

    画像検査より骨の状態や神経の走行などを確認し、必要な埋入本数や、埋入と同時に骨をつくる手術が必要かなど、手術に関する詳しい説明を行います。内容に納得いただいたら同意書にサインをしていただきます。

手術当日
  • 抜歯

    できるだけ歯の周囲組織に負担をかけず歯を抜きます。周囲の骨を傷つけないため歯を分割して抜くこともあります。 抜いた後の穴はしっかり清掃し感染物質などの異物が残っていないか確認します。

  • インプラント埋入

    インプラント埋入

    抜歯した穴の中を正確にドリリングしていきます。歯の部位や歯周病の状態によって抜歯窩の形も大きく変わり、特に大臼歯部は複雑に入り組んだ形をしていることが多いですが、神経の走行などに気をつけて慎重に正確にドリリングを行います。その後適正な深さまでインプラントを埋入していきます。ここで十分な固定がとれるかが重要になります。埋入後、抜歯窩とインプラントの間に隙間ができますが、その隙間に骨補填材を詰めて骨を増やす処置も同時に行います。

  • 頭出し装置、或いは仮歯の装着

    固定がとれた場合はヒーリングアバットメントという頭出し装置を装着します。特に前歯部は歯がないと目立ってしまいますので頭出し装置の代わりに仮歯をいれます。奥歯でも仮歯をいれることが可能です。

    十分な固定が取れない場合もありますが、その際は頭出し装置はつけず、一旦埋入だけで歯肉の治癒を待ちます。そして2〜3ヶ月後歯肉が治癒してから頭出し装置をつける手術を行います。

手術後
  • 経過観察

    経過観察

    手術後の経過が問題ないか確認をし、洗浄や抜糸を行います。手術後からの症状をお聞きすると大抵の方はほとんど痛みを感じなかったとおっしゃられます。

  • 被せ物の型取り

    手術後8週〜12週くらいでインプラントと骨との結合が完了したら、被せ物の型採りを行います。

  • 被せ物の装着

    型採りから1〜2週くらいで被せ物が完成します。形状・色調・噛み合わせの調整を行い、一旦仮で装着し数日から数週間様子を見ていただき問題なければ最終の装着を行います。修正点があれば仮装着の期間に修正を行います。

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