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2025.04.11オールオン4とは?インプラント認定医が詳しく解説

皆さん、こんにちは。大阪市鶴見区のいちば歯科医院です。今回は、インプラント治療の一つである「オールオン4」について詳しく解説します。オールオン4は、歯を失った方にとって大変効果的な治療法であり、多くの患者さんにご好評をいただいています。本記事では、そんなオールオン4の特徴や適応ケースについて分かりやすく説明していきますので、歯科治療に関心のある方はぜひ参考にしてください。

 

▼オールオン4とは?

オールオン4とは、上下の歯列のうち、すべての歯を4本のインプラントで支える治療法です。失った歯の本数が多い場合や、全ての歯を抜歯しなければならないケースで特に有効です。以下に、オールオン4の特徴を6つの小見出しに分けて詳しく解説します。

 

  1. 少ないインプラントで多くの歯を支える

オールオン4の最大の特徴は、4本のインプラントで全体の歯を支える点です。従来のインプラント治療では、1本のインプラントで1本の歯を支えるため、多数のインプラントが必要でした。しかし、オールオン4では、最小限のインプラント数で効率的に機能を回復できるため、患者さんの負担が軽減されます。

 

  1. 短期間での治療が可能

オールオン4は、治療のスピードが速いことでも知られています。通常のインプラント治療では、インプラント埋入後に数ヶ月の治癒期間が必要ですが、オールオン4では、その日のうちに仮歯を装着できることが多いため、即日での歯の機能回復が可能です。

 

  1. 骨移植が不要な場合が多い

オールオン4では、特殊な角度でインプラントを埋入するため、骨の少ない部位でもしっかりと固定することができます。そのため、従来のインプラント治療で必要とされる骨移植が不要な場合が多く、患者さんの身体的負担が軽減されるのが特徴です。

 

  1. 経済的負担が軽減される

オールオン4は、インプラントの本数が少なくて済むため、治療費用も比較的抑えられる傾向にあります。これにより、多くの歯を失った方でも、経済的な負担を抑えつつ、機能的で美しい歯を取り戻すことが可能です。

 

  1. 高い審美性と自然な噛み合わせ

オールオン4は、審美性に優れており、自然な噛み合わせを実現します。義歯の形や色は、患者さんの口元に合わせてカスタマイズされるため、見た目にも非常に自然です。また、噛む力もしっかりと再現されるため、食事を楽しむことができるようになります。

 

  1. メンテナンスが容易

オールオン4は、固定式の義歯であり、取り外しの必要がありません。そのため、日常のメンテナンスが比較的簡単で、義歯が外れる心配もありません。定期的な歯科検診を受けることで、長期間にわたって良好な状態を維持することができます。

 

▼どんな時にオールオン4が適応される?

オールオン4が適応されるケースには、いくつかの条件があります。以下に、その代表的なケースをご紹介します。

 

  1. 全歯を失った場合

オールオン4は、上下いずれか、または両方の歯列が完全に失われた場合に最適です。このようなケースでは、従来の総義歯と比較して、噛む力や安定性が格段に向上します。

 

  1. 多数の歯が抜けている場合

複数の歯を失った患者さんにもオールオン4は適しています。特に、従来の義歯では十分な機能を得られなかった場合、オールオン4により劇的な改善が期待できます。

 

  1. これ以上の歯の保存が難しい場合

重度の歯周病や虫歯によって、残存歯の保存が困難な場合にも、オールオン4は有効な選択肢です。すべての歯を抜歯し、インプラントを用いて新しい歯列を構築することで、健康な口腔環境を取り戻すことができます。

 

  1. 入れ歯に不満がある場合

従来の入れ歯に満足していない患者さんにとって、オールオン4は理想的な解決策です。固定式の義歯により、安定性が向上し、噛む力も自然に近いものが得られます。

 

  1. 骨量が限られている場合

骨移植を避けたい患者さんや、骨量が限られている場合にもオールオン4が適応されることが多いです。特に上顎の骨量が少ない患者さんにとっては、オールオン4が効果的な治療法となります。

 

  1. 経済的な理由で多数のインプラントが難しい場合

オールオン4は、少ないインプラント数で済むため、経済的な理由で多数のインプラントを避けたい方にも適しています。治療費用が抑えられることで、広範囲のインプラント治療が現実的な選択肢となります。

 

▼オールオン4は総入れ歯と何が違う?

すべての歯を失った時の治療法としては、総入れ歯という選択肢もあります。総入れ歯は昔からある治療法で、もうすでにお使いの方も多いかと思いますが、オールオン4との違いについて気になることでしょう。ここではオールオン4と総入れ歯の違いを7つの観点から解説します。

 

  1. 固定式か取り外し式か

オールオン4は固定式の義歯で、インプラントにしっかりと固定されているため、取り外す必要がありません。一方、総入れ歯は取り外し式で、日常的に装着や取り外しを行う必要があります。

 

  1. 噛み合わせの安定性

オールオン4はインプラントによって支えられているため、噛む力がしっかりと伝わり、安定した噛み合わせを実現します。総入れ歯は噛み合わせが不安定になることがあり、特に硬い食べ物を噛む際に違和感を覚えることがあります。

 

  1. 骨の維持

オールオン4はインプラントが顎の骨に直接埋入されるため、骨の刺激が維持され、骨の吸収が抑えられます。総入れ歯は骨に直接固定されないため、長期的には骨が減少し、顔貌に変化をもたらすことがあります。

 

  1. 審美性

オールオン4は自然な見た目を実現し、患者さんの顔の形状や笑顔に合った義歯を作成できます。総入れ歯も審美性を考慮していますが、オールオン4に比べると見た目の自然さでは劣る場合があります。

 

  1. メンテナンスの容易さ

オールオン4は固定式であるため、取り外しの手間がなく、日常の歯磨きでメンテナンスが可能です。総入れ歯は取り外しが必要で、毎日の清掃が欠かせません。

 

  1. 使用感

オールオン4はしっかりと固定されているため、使用感が非常に自然で、歯があるかのような感覚が得られます。総入れ歯は装着時に違和感が生じることがあり、特に初めて使用する場合には慣れるまで時間がかかることがあります。

 

  1. 長期的なコスト

オールオン4は初期費用がかかりますが、長期的に見ると安定した機能性を保つことができ、再作成の必要性が少ないため、結果的にコストパフォーマンスが高いと言えます。総入れ歯は比較的安価ですが、長期間の使用で調整や再作成が必要になることがあります。

 

これらの違いを理解して、自分に合った治療法を選ぶことが重要です。いちば歯科医院では、患者さん一人ひとりのニーズに合わせた最適な治療法を提案しています。ご相談はお気軽にどうぞ。

 

▼まとめ

今回は、インプラント治療の一種であるオールオン4の特徴や適応症などについて、大阪市鶴見区のいちば歯科医院が解説しました。オールオン4は、機能性と審美性を兼ね備えた優れたインプラント治療法です。当院では、患者さん一人ひとりに最適な治療を提供することを目指しています。オールオン4に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。これからも、いちば歯科医院をよろしくお願いいたします。

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